【兄弟喧嘩の悩み】大人の良い関わり方~まとめ~
育児でお悩みの方
子どもがイライラしているのはなぜ?
この子はすぐ怒る。いつも手が先に出る。そんな事、ありませんか?
子どもと大人ではイライラするポイントが違うことがあります。大人が子どものイライラしている理由が分からないと適切な対応がとれずに子どもの気持ちが収まらないこともあるでしょう。
なぜ子どもが怒るのか、イライラするのか、を大人の目線ではなく子どもの目線で一緒に考えてみましょう!
- ・肩が触れたのが嫌だった
- ・自分が次使おうとしてたものを取られた
「それぐらいいいじゃん」と、育児中の大人なら思えるようなことも、子どもの視点では大切なのです。手が出たことを叱る前に「何がイヤだったのか」聞いてあげるのがオススメです。
兄弟喧嘩は止めないのが良い?
兄弟喧嘩が始まると「やめなさい!」と止めていませんか?声も大きくてうるさいし怪我もしそう‥とついつい止めてしまいたくなるんですよね。その気持ちはよくわかります!
育児に対してほんの少しの余裕があるときはグッとこらえ見守ってみましょう。
自然と子どもたちで話し合いをしたり、譲り合ったり、子どもたちならではの解決策を見いだせるようになります。
大人の中では「こんな解決法でいいの?」とハテナが浮かぶような仲直りもあるでしょう。それでも良いのです。子どもたちの中で自分の意見を伝え合い納得するということは成長する上で大切な経験です。
年齢によっては大人の介入が必要ですが、その時には喧嘩を止めるのではなく気持ちを代弁するぐらいで止めておくと良いですよ。
兄弟がいる子育て家庭ならではの学びはたくさんあります。喧嘩の仲裁方法で悩むことも多いと思いますが、時には「見守る」を意識した子育てをしてみましょうね。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから」は禁句?!
お兄ちゃんお姉ちゃんは譲るべきだとつい思ってしまいませんか?
育児に仕事にと忙しい毎日を送っていると無意識のうちに下の子を優先してしまいがちです。上の子の気持ちを優先して受け止めることで、気持ちが安定して自然と下の子を思いやる言動が増えることもあります。
「もう◯歳なのに?」「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になったのに?」はできるだけ使わずに「そうだね。〇〇だったね」と上の子の気持ちも受け止めてあげると良いですよ。 上の子の我慢が多くなってないかな?と一度振り返ってみましょう。子育ては忙しいのでなかなか時間が作れないかもしれませんが、たまには上の子の本心に耳を傾けてあげてくださいね。
まとめ
1人目の時と兄弟ができたときは子育ての悩みも変わってきますよね。時間も気持ちも余裕がなくなり、ついイライラしてしますが、兄弟がいるからこそ学べることは沢山あります。
子どもを信じて委ねてみるのも良いですよ。 兄弟喧嘩で悩んだときは「見守る」を一度試してみてくださいね。